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ドッグフードは熱中症対策になる?愛犬と暑い夏を過ごすときの注意点も解説!

愛犬の熱中症対策に繋がるドッグフードの選び方を解説します。ドッグフードの選び方や栄養管理のポイント、室内外で気をつけるべき過ごし方についても紹介しますので、暑い夏に愛犬の健康を守りたい方はぜひ参考にしてください。
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「犬の熱中症対策は水だけで大丈夫?」といった疑問を持つ方は少なくありません。

熱中症リスクを軽減するためには、適切なドッグフードの選び方を知っておく必要があります。

この記事では、ドッグフードが熱中症対策に繋がる理由や、商品の選び方を解説します。

暑い夏を愛犬と安心して過ごすためのポイントや、日常で気をつけたい行動もあわせて紹介しますので、愛犬と共に夏を乗り切りたい方はぜひ参考にしてください。

ドッグフードは熱中症対策に繋がりやすい!気になる理由を解説

ドッグフードが熱中症対策に繋がりやすいと言われている理由について、以下のとおり解説します。

  • 含まれる食材や栄養素次第で健康促進に繋がる
  • 夏バテ防止に必要なエネルギー源を確保できる
  • ドライフードを通して食事と同時に水分を補給させられる

それぞれの理由を解説しますので、ドッグフードに含まれる成分や栄養素について知っておきましょう。

含まれる食材や栄養素次第で健康促進に繋がる

ドッグフードには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、健康維持に必要な栄養素がバランスよく含まれています。

特にビタミンB群やカリウム、ナトリウムといったミネラルは、体温調節や水分バランスの維持に役立つため、熱中症対策にも効果が期待できます。

最近では夏向けのドッグフードとして、消化吸収のよい原材料や抗酸化作用のある成分を配合したものも増えており、暑い季節の健康管理に役立つ選択肢となっています。

夏バテ防止に必要なエネルギー源を確保できる

暑さで体力を消耗しやすい夏には、犬もエネルギー不足になりがちです。

良質なたんぱく質や脂質がバランスよく含まれたドッグフードは、夏バテを防ぐための重要なエネルギー源となります。

特に動物性たんぱく質は筋肉や体力維持に不可欠であり、適切な摂取によって暑さに負けない体をサポートします。

エネルギー補給を意識した食事を継続することで、夏の活動量や食欲の低下を防ぐことにも繋がります。

ドライフードを通して食事と同時に水分を補給させられる

ドライフードは水分が少ないと思われがちですが、実は食事と一緒に「水を飲ませる習慣」をつけやすいというメリットがあります。

食後にしっかりと水を飲ませることで、自然と水分補給ができ、脱水を防ぐ効果が期待できます。

また、ウェットタイプのフードを併用したり、ドライフードに水分を加えることで、さらに効率よく水分補給を促すことも可能です。

暑い時期は「食べる=飲む」の意識を持つことが、愛犬の熱中症予防に繋がります。

熱中症対策に良いドッグフードの選び方

熱中症対策につながるドッグフードを選びたい方は、以下3つのポイントを意識しましょう。

  • ビタミンやミネラルが豊富なドッグフードを選ぶ
  • 無添加・無着色のドッグフードを選ぶ
  • 愛犬の食欲を維持できるドッグフードを選ぶ

それぞれのポイントにおける注意点も解説します。

ビタミンやミネラルが豊富なドッグフードを選ぶ

ビタミンやミネラルは、犬の体温水分バランスを整えるうえで欠かせない栄養素です。

とくにビタミンB群やビタミンC、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどが含まれているドッグフードは、暑さによる体調不良や脱水の予防に役立ちます。

ただし、栄養成分表示をしっかり確認し、偏りのない配合かどうかをチェックしましょう。

総合栄養食と記載された製品を選ぶと、必要な栄養素をバランスよく補給できます。

無添加・無着色のドッグフードを選ぶ

保存料や着色料が多く含まれているドッグフードは、胃腸への負担やアレルギーの原因になる可能性があります。

特に暑い季節は消化機能が弱まりやすく、体に優しい自然素材のドッグフードが安心です。

パッケージに「無添加」「無着色」「ヒューマングレード」などと明記されている商品は、品質の目安になります。

原材料表示をチェックして、余計な添加物が含まれていないか確認しましょう。

愛犬の食欲を維持できるドッグフードを選ぶ

夏バテで食欲が落ちる犬も多いため、食いつきの良さはとても大切です。

香りが強く嗜好性の高いフードや、肉や魚が主原料の製品は、食欲が低下しがちな時期でも食べやすくなります。

ただし、脂肪分が多すぎるものは逆に胃に負担がかかるため、たんぱく質を中心にしたバランスの良い内容のものを選びましょう。

ふやかして与えたり、ウェットフードを一部混ぜるのも、食欲アップに効果的です。

愛犬の熱中症対策におすすめな日々の過ごし方

愛犬の熱中症対策におけるコツを知りたい方は、以下3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 早朝か夕方の涼しい時間に散歩へ連れていく
  • エアコンや扇風機で室内の快適な温度を保つ
  • いつでも水分補給できる環境を用意する

それぞれのポイントを詳しく解説しますので、愛犬との日常に取り入れられそうな内容がないかチェックしましょう。

早朝か夕方の涼しい時間に散歩へ連れていく

愛犬の散歩は、早朝か日が沈んだ夕方以降の涼しい時間帯に行くのがベストです。

日中のアスファルトは想像以上に高温になり、肉球をやけどする危険があります。

特に気温が30℃を超える日は、外気よりも地面の温度が10℃以上高くなることもあります。

 

地面の熱さを手で触って確認したり、直射日光の少ないルートを選んだりなど、散歩中の安全にも気を配りましょう。

エアコンや扇風機で室内の快適な温度を保つ

室内であっても、締め切った空間では熱がこもり、熱中症のリスクが高まります。

特に短頭種や老犬、持病のある犬は暑さに弱いため、エアコンで室温を25〜27℃前後に保つのが理想的です。

扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させると、室内の快適な環境を維持できます。

愛犬が過ごすスペースには、日陰や冷感マットを設けるとより安心です。

いつでも水分補給できる環境を用意する

水分不足は、人間だけでなく愛犬にとっての熱中症における大きな原因となります。

愛犬が好きなタイミングで水を飲めるよう、家の中の複数の場所に清潔な水を置いておきましょう。

水をあまり飲まない子には、氷を入れてみたり、ぬるま湯に変える工夫も効果的です。

また、ウェットフードを取り入れるなど、食事からも水分を摂れるようにしておくと、自然と水分摂取量を増やすことができます。

熱中症対策に良いドッグフードを選んで愛犬と夏を乗り切ろう

夏は愛犬にとっても体調を崩しやすい季節なので、お互いが熱中症を防ぐためには、毎日の食事にも気を配るのが大切です。

ビタミンやミネラルが豊富で、無添加・無着色のドッグフードを選ぶことで、体の内側から暑さに負けない健康状態を保てます。

食欲を維持できる嗜好性の高いフードを選べば、夏バテ予防にもつながります。

正しい食事と日々のケアを組み合わせて、暑い季節も愛犬と元気に楽しく過ごしていきましょう。